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 今回は私が2017年から実施している(16時間)ファスティングのメリットやデメリット、実践方法についてのご紹介です。

”断食はメスを使わない手術である”

フランスのことわざ

”断食で治らない病気は医者でも治せない”

ドイツのことわざ

 そもそもファスティングという言葉をご存知でしょうか?ファスティングとは「断食」のことで、宗教的な意味ではなく軽度な食事制限といった目的で行うものです。朝食は英語で “Breakfast” ですが、fastは「断食」という意味があって、それを”Break”「断つ」ことから、「断食を断つ」という意味になります。つまり、朝食は夕食からの断食明けの最初の食事ということになります。

 ファスティングは(朝食を食べずに16時間開ける)半日断食や1日何も食べない1日ファスティング、本格的なファスティングの入り口である3日ファスティング、それ以上の期間のファスティングなどやり方や種類は様々です。

「食べ物を摂らないなんて考えられない!」と思いますが、その期間は限定的ですし、それに対して得られるメリットは紹介し切れない程、想像できないほど沢山あります。

 「本気で自分を変えたい」方や「軽い気持ちでやってみたい」方まで、やり方次第でさまざまな方にメリットのある方法です。

 

〜目次〜
1,
◎ファスティングのメリット
◯内臓機能の休息・編
◯体や体重の変化・編
◯食は万病の元・編
◯冴わたる頭脳・編
◯心に訪れる余裕・編
2,
×ファスティングをして感じたデメリット
3,
◎ファスティング各種
◯半日ファスティング
◯1日ファスティング
◯3日ファスティング
◯1週間ファスティング
◯それ以上のファスティング
ファスティングを実践している著名人
4,
詳しくは、参考文献
5,
まとめ 兼 商品紹介

 

1、ファスティングのメリット

 現代は沢山の食べ物で溢れています。スーパーやコンビニ、レストラン、居酒屋など、食には困らずにお金さえあればすぐに胃袋を満たすことが可能な幸福の時代になってきました。食べることに苦労せず、飲食業界では毎日のように美味しい食品が開発・提供されて、それを私たちは食べ続けて胃袋を喜ばせ続けます。しかし、よく考えてみると、それらは食品添加物たっぷりで有害物質を豊富に含んだ(最近では品種改良されて人の体に全くの不適切な)ある種の「毒」であるといっても過言ではありません。

 私たちの身の回りにはわかっているだけでも20,000,000(2千万)種類以上の化学物質に囲まれていて、様々な商品には10,000種類以上、食べ物には3,200種類以上、農薬には500種類以上の化学物質が含まれていることがわかっています。また、直接の因果関係はありませんが、1990年代から2014年までの10年間でアルツハイマー病は177倍、自閉症は7、5倍、うつ病は5、6倍増加していることが厚生労働省の患者調査からわかりました。これは検査した母数(人数)が増えたのが理由の一つとして考えられますが、有害物質との関連が数多く報告されています。

 だからと言って、私達は食べ物を摂るな!といっている訳ではありませんが、少なからず健康的に生きるため快適に生きるため長い期間美味しい食を楽しむため幸せに生き続けるためにファスティングは非常に重要な行為だと考えます。

ファスティング最大の目的

体内に溜まっている余分なものを取り除く

    体内浄化(デトックス)で毒素を放出し、心も体もキレイにリセット

内臓機能の休息・編

✔︎内臓機能の改善
/ ファスティングは、固形物を口にしないことで内臓の負担を軽減し、消化にあまり影響のない(後ほどご紹介する)ファスティングドリンクで体の組織を修復し、余分な脂肪の燃焼と同時に有害物質の排出を円滑に行うためのものです。
 近年品種改良されたグルテン(小麦)は自己免疫疾患を引き起こすため、腸を傷つけて、腸に穴を開ける懸念さえあります。(専門家曰く、現代人にグルテン過敏症ではない人はいないと言い切っています)
 上述はほんの一例に過ぎませんが、知らず知らずに私たちは毒物(食べ物)を摂ることにより自身の体を蝕んでいることが分かります。その点ファスティングを行い、一定期間固形物を摂取せずに酵素や栄養を取り入れることによって、毎日働き続けている胃や腸、大腸、血管などといった様々な内臓機能を休めます。
けんけん
けんけん

人はみんな食べ物を食べ続けているから、自分の内臓の休憩みたいな感じだね!

✔︎体内の毒素を外に出す(デトックス)
 1日以上のファスティングでは酵素ドリンクと水だけの摂取になるので、普段私たちが何気なく口にしてしまう品種改良された小麦(グルテン)や乳(カゼイン)などといったアレルギー物質や人工甘味料、化学調味料、トランス脂肪酸、有害金属、着色料発色剤などなどといった様々な毒素が、体に溜まらず排出されます。この、毒物を体に蓄積させない手続きは健康体をつくる上で非常に重要なプロセスで、デトックスされる体の部位はさまざまです。それらの部分を見て行きましょう。
✔︎消化酵素を節約して、代謝酵素を使う
 酵素は私たちの生命活動に欠かせず約2万種類の体内酵素があるとわかっています。一生のうちの生産量は決まっており、酵素を使い切ったときに寿命が終わると言われています。酵素には、食べたものを分解するための消化酵素と、消化酵素が栄養素に分解したものを体の中で働かせるために処理する代謝酵素があります。実は1日に使える酵素の量は一定で、一方の酵素を使いすぎるともう一方の酵素はほとんど使えなくなります。
 例えば、暴食をしたり飲み過ぎたりすると、「消化酵素」が大量に消費されて、消化吸収に必要な「代謝酵素」が足りなくなります。逆に、怪我をした時に「代謝酵素」が働くため食欲がなくなります。
 ファスティング中は固形物を摂らないため、ほとんど「代謝酵素」が使えるようになるので「代謝酵素」の主な働きである
・新陳代謝
・デトックス
・自然治癒力
・免疫力
といった効果を充分に享受できるようになるのです。
✔︎オートファジーが活性化

 私たちの体は日々新しい細胞をつくっています。その過程で同時に必要ないものも出てくるわけですが、それを細胞自身が食べてタンパク質に変えてくれるというオートファジー(2016年に大隈良典栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞)が、ファスティング(食べないこと)をすることにより活性化されます。
✔︎免疫力アップ

 食べすぎて満腹になると血液中の栄養が過多になり、有害物質が入ってきても白血球はそれを処理できなくなります。また、人間の免疫機能は70%が「」に集まっていますが、負荷がかかるため免疫能力が落ちます。逆に考えると、食べ過ぎないということは白血球はしっかりと機能するし、免疫機能の7割が集まる「」を守ことで、免疫能力が充分に機能するということになります。
 他にも、九州大学の久保千春九州大学第23代総長及び日本心療内科学会理事長は

【1、リンパ球の免疫活性が高まる。
2、免疫細胞の白血球が多くなる。
3、胸腺や副腎の重量増で免疫力が強化される】

ということを証言しています。
(これは後程ご紹介する3日ファスティングでも効果が見込めるそうです)
✔︎自律神経が整う

 腸は自律神経と密接な関係があります。
 腸内細菌のバランスを整えて腸の働きをよくすると自律神経が整ってきます。自律神経を整えることで腸の働きを良くすることができます。
 つまり、腸内環境と自律神経は相互作用があるということになりますね。一定期間固形物を摂らないファスティングは腸を一定期間休めてあげるので、その相互作用で自律神経も整えられます。自律神経のバランスを整える事で得られるメリット(冷え性改善やストレス緩和、病気に対する耐性など)を享受できます。
✔︎短眠を可能にする。

 過食により胃腸や肝臓、心臓、腎臓などに負担がかかります。
 私たちは眠りにつく事により心身の疲れを回復できますが、過食によって疲れた臓器を回復させるには相当な時間を要します。つまり、ファスティングをする事により消化器官を休めて、回復に要する時間を減少させるという理屈です。

体や体重の変化・編

✔︎サーチュイン遺伝子が始動する。
 免疫細胞の活性化や血管の老化を抑える機能を持ち、傷ついている箇所を修復してくれるサーチュイン遺伝子が、断食開始から約12〜16時間後に始動します。サーチュイン遺伝子は長寿遺伝子と言われています。
✔︎体重が減る+メタボ解消 
 ・体重が軽くなる。  ・体が軽くなる。  ・肥満体の人と比較して、死亡リスクが3〜4分の1になる。  ・メタボの人と比較して、糖尿病のリスクが5分の1になる。  ファスティングをする事により、固形物が体の中に入らないため体重は確実に軽くなります。この事実はいわずもがな当たり前に想像できると思いますし、軽くなった体で動きやすくなるのもお分かりだと思います。それに加えて、体外から入った食品添加物や化学物質といった毒素は体の脂肪細胞に貯まりますが、ファスティングをすれば脂肪が貯まる余地がありません。それに悪玉コレステロールも減り、循環器系の血液も改善されます。
✔︎細マッチョになる!!
 ご存知の通り、ファスティングによって余計な脂肪がつかないので、体は絞られます。ボディービルダーやプロレスラーのような肉体になることは正直無理ですが、ファスティングにより自身の適正体重に近づき筋肉がなくなる訳ではないので細マッチョに一直線です。
✔︎肌が綺麗に!?
  ファスティングをすると体内の毒素が外に排出(デトックス)されるので、お肌が綺麗になります。
けんけん
けんけん

お肌がもっちりするよ!

✔︎加齢臭が消える!

・男性は女性と比べて、汗や老廃物の分泌が多いので体臭もそれに比例します。また加齢臭も同様に、男性ホルモンが皮脂腺の発達を促し、皮脂が大量に分泌されるので加齢臭が一段と際立ちます。

・2001年:株式会社資生堂が加齢臭の原因物質である「ノネナール」を発見する。
・2008年:ライオン株式会社が「ペラルゴン」という加齢に伴う臭い物質を発見する。

・2013年:株式会社マンダムが30〜40代男性の悪臭原因として「ジアセチル」という成分を発見する。

 上記の調査・実験結果により加齢臭の原因は複数あることがわかります。しかし、そもそもファスティングは余分な老廃物を生み出さず、皮脂が大量に分泌されることはありません。つまり、加齢臭に悩ませれることがなくなるということです。
✔︎自己融解
自己融解:ファスティングを行うと、一種の飢餓状態になります。すると、体は栄養分を体内から探し始めます。生命維持に絶対必要以外の組織から栄養素を取り入れてエネルギーに換えます。簡単に言うと
・食は「血」となり「肉」となり「骨」となる。
と言われますが、自己融解の状態では逆の現象が起きて、
・「肉」や「骨」が血(赤血球)に戻っていきます。

 例を挙げると、動脈硬化症の方の血管はコレステロールが沈着して血管内はドロドロです。この血管の汚れのことを「アテローム」と呼びますが、自己融解によってエネルギー源に変わり、しまいにはアテロームはなくなってしまいます。

食は万病の元・編

✔︎万病を治す妙法
 ファスティング及び断食は万病を治します。

 仮に3食きちんと食事したとします。すると、自分の体は消化・吸収を行いますが、その際に生じる消費エネルギーはフルマラソン(42.195km)を走り抜く事に匹敵するといわれています。

 また、ファスティングは一種の飢餓状態になるので、白血球などといった免疫細胞が増えて行きます。

 思い返してみれば、野生の動物たちも病気や怪我をした際に巣にこもり身を横たえ何も食べません。動物たちは本能としてそのことを知っているのでしょう。
✔︎アレルギー性疾患

 ”アトピー性皮膚炎や気管支喘息などアレルギーの人は腸が荒れているといいます。”
 上述の通り、体の免疫機能の7割はに集中していますが、小麦に含まれる「グルテン」というタンパク質が、腸壁の”粘膜を傷つけ”(リーキーガット:腸漏れ)炎症を引き起こします。食べたアレルゲンが塊のまま血液中に侵入します。異物が血液中に侵入したので、免疫細胞である白血球はそれを攻撃します。その際に引き起こされる炎症や発熱がアレルギー疾患になります。

 つまり、そもそも固形物を摂らないファスティングはグルテンを摂取しません。
 
 よって、アトピー性皮膚炎や気管支喘息、花粉症、食べ物アレルギー、乾癬症などといったアレルギー疾患は引き起こされにくくなります。
けんけん
けんけん

自分は生まれてこのかた花粉症だけど、ファスティング開始前と後では、症状が確実に和らいでいるよ!また、薬も飲まなくなったし、花粉を気にすることも少なくなったな。

✔︎がん細胞を造らない
  健康体の人でも、毎日がん細胞は5、000個できます。それを私たちの免疫細胞は退治するのです。
 メカニズムとして、正常細胞を低酸素状態に置くと100%がん化することが確認されています。
 がん化するプロセスは以下の通りで、

低血流 → 低体温 → 低酸素 → 無酸素

となり、無酸素状態になると細胞は生き残るためにがん細胞化します。
 これを踏まえた上で、肉や乳製品、砂糖等を摂りすぎると血液はドロドロになります。そうすると抹消組織は血行不能となり、低体温から低酸素、無酸素になります。このようなプロセスで細胞はがん化します。

 ファスティングをすれば、摂るのは水分か酵素ドリンクくらいしかないので、血液がドロドロになる心配もなくなります。
✔︎不妊症・ED

 「✔︎免疫力アップ」や「✔︎サーチュイン遺伝子が始動する。」でも述べましたが、飢餓状態にすることにより人体の生命力を向上させます。
✔︎精神疾患
 「うつ」や「統合失調症」、「恐怖症」、「強迫性障害」といった精神疾患の改善に向けた研究が、ロシアやドイツ、アメリカで盛んに行われています。上記の疾患を患わっている患者約8、000人を対象に20〜40日間の断食療法を施した結果、疾患が改善した患者は70%にのぼり、約半数は治療後6年間も症状が良好な状態が続きました。
 これらの結果により、断食(ファスティング)は自己回復力と調整力を促すと推測されています。
✔︎ファスティングは高血糖知らず
 以下、糖の種類です。
 ・炭水化物 → 分解を重ねて糖になる「間接糖」

 ・砂糖   → 直接的に血糖値を上げる「直接糖」
 この”直接糖”は多方面で体に害があることが医学研究でわかっています。砂糖の主成分であるショ糖はブドウ糖と果糖を化学薬品でくっつけた二類糖で、結合が強固であるためなかなか分解されず、消化酵素をかなり浪費させてしまいます。つまり、消化できない上に結合が強固であるため腸内や血管を傷つけてしまいます。

 それに、白砂糖は酸性食品なので、アルカリ性の血液が酸性に傾来ます。そうすると中和のために歯や骨からカルシウムを取ります。つまり、白砂糖をたくさん取ると歯や骨が溶け出して脆くなります。

 ファスティングはインスリン抵抗性を改善させるため、糖尿病対策にもなり得ます。

 但し、ファスティングのデメリットで後述しますが、ファスティングは血糖値に関する短所もあります。
✔︎心臓病にならない!
 血管が狭まって血流が悪くなる → 狭心症
 血管が完全に詰まる      → 心筋梗塞
 そもそも、血管を詰まらせる原因は、「✔︎自己融解」でもご紹介したアテロームと呼ばれる血管の汚れのことです。このアテロームもファスティングをすることによって生じる自己融解によってエネルギー源に変わり、しまいにはなくなって消えてしまいます。
✔︎活性酸素
 活性酸素とは、私たちが普段取り込む酸素の内、通常の状態よりも活性化された酸素のことです。この活性酸素は免疫機能の向上感染防止といった役割を持つので単に除去すれば良いという話ではない反面、私達の臓器や組織などを酸化させて障害を与えます。また、がん動脈硬化老人性認知症の引き金となるだけでなく、病気の9割以上は活性酸素が原因だとされています。
 しかし、ファスティングをすることにより体内に取り込む酸素量が減り、後にご紹介する「半日ファスティング」では酸素消費量が13%も減る、という実験結果があります。
けんけん
けんけん

活性酸素は、無くてはならない存在だけど、あればあるだけ病気のリスクが増えるね

冴えわたる頭脳・編

✔︎頭が冴えわたる

 ファスティングをすることにより、脳のエネルギー源が「ブドウ糖」から「ケトン体」へと変化します。
 カナダのオーエンス博士の研究によると、ファスティング中の脳で、ブドウ糖は30%しか消費しておらず、50%は「ケトン体」が占めてることが分かりました。
 また、「ケトン体」をエネルギー源とした脳は、心身がリラックスした時に出てくるα波や快楽ホルモンのβエンドルフィンの分泌量が増えることもわかりました。
 ちなみに、この「ケトン体」は”脂肪”が分解されてできる物質です。
けんけん
けんけん

つまり、ファスティング中は脂肪が燃えるんだね!

ちなみに、自分は毎日2回体脂肪(体脂肪測定機能付き体重計)を測っているけど、夜間に測る時は体脂肪率10%未満だよ!

✔︎疲れない身体をつくる!
 脳や体はエネルギーを使うと、疲れます。

 前述しましたが、何か食べた時にご自身の体は消化・吸収を行いますが、3食しっかりと食べた時に生じる消費エネルギーはフルマラソン(42.195km)を走り抜く事に匹敵します。
 また、普段何気なく摂っている食べ物から取り込んでしまった合成着色料や合成保存料などといった食品添加物、鉛や水銀・アルミニウムなどといった重金属、DDTやBHC・ネオニコチノイドなどといった農薬、ホルムアルデヒドやフタル酸エステルなどといった有毒成分。これらの「神経毒」はファスティングで排出されます。

 つまり、身体が消化することによって生じるエネルギーを節約できるので、疲れにくい身体をつくることが出来ます。

心に訪れる余裕・編

✔︎お金に余裕
 ファスティングをすると、食を断っていた期間の食費はもちろんのこと、次第にご自身の舌が食品添加物(味の濃いものやしょっぱいものなどといった、所謂体に悪いもの)を受け付けないようになります。つまり、身体浄化とデトックスにより食品添加物に過剰に反応するようになるということです。

 私も毎日の(第3章で後述する)半日ファスティングと過去に一度だけ3日ファスティングの経験がありますが、以前と比較して圧倒的に添加物が混ざった食品は避けるようになりました。食べるのを控えているのではなく美味しく無くなったためです。

 また、仮に1回500円の朝食だけ抜いたとしても(特に酵素ドリンク等は飲む必要がありません)
単純計算で、
1年で182,500円
10年間で1,825,000円
30年間で5,475,000円
夫婦2人30年間で10,950,000円
といった額を節約することが出来ます。

けんけん
けんけん

それに、食品添加物の入った食事もあまり摂らないことになるから、長期的に考えれば相当額の節約になるね!

✔︎時間に余裕
 私自身も半日ファスティングや3日ファスティングを経験してみて感じたことですが、食事に費やしていた時間が他のことに使えるので、時間を有効活用することが出来ます。
 例えば、勉強や読書、趣味の時間、家事...etc.などに...
 食事にかかる時間は人によって千差万別、決して一様ではありませんが1食あたり30分(以上)かけて食事を摂る場合を考えてみると、
・1日2食にした場合は1ヶ月(30日)で15時間
・1日1食にした場合は1ヶ月(30日)で30時間
も食事の時間に費やすことになります。その時間を他のことに使えると考えると、今の生活リズムがいかに勿体無いことかとお分かりいただけると思います。

2、×ファスティングして感じたデメリット

×食欲に対する自制心が必要×

 以下に説明する半日ファスティング中はあまり実感はしませんが、日を跨ぐファスティング中はテレビ・SNSの食料品広告や家族が食べている食事の匂い、街を歩いている最中に見かけたレストラン等の看板・広告等が心から食欲を呼び起こします(結構厄介)。そのため、ファスティングを行う際はなりたい自分像やそれなりの覚悟が必要です。

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×リバウンド×

 ファスティングの目的をダイエットにおいて実施する方は、確かにファスティング中や直後は体重が減りますが、普通の食生活に戻ると体重が元通りになります。(半日でも)ファスティングを継続できれば長期的に見てダイエットは可能ですが、やり方を間違えたりファスティング中や直後の食に対する誘惑に勝てなかったりすれば逆効果になりかねません。

×血糖値スパイク×

 ファスティングをする際にかなり気をつけなければならないことですが、ファスティング中は糖質を摂らないため血糖値の乱高下が起こらず血糖値が安定するので血管や臓器へのダメージはありません。しかし、GI値の高い食品(特に白米やうどん、パンなど)や朝昼夕間食での”最初に口に入れる”高GI値食品やシリアル、オートミール、高GI食品であるパン、同じくご飯などといった炭水化物(=糖質)はファスティングをしている人に特有の血糖値の急上昇である「血糖値スパイク」(下図の赤いライン)を引き起こします。「血糖値スパイク」(下図の赤いライン)は上がり切った後に急激に値が下がりますが、体に過度な負担をかけてしまいます。それに加え、インスリンの不足や機能不全を引き起こして最悪の場合は「糖尿病」まで引き起こしかねないファクターです。

引用:https://comeon-house.jp/fromhouse/30/index.html

 これを防ぐには、「野菜から食べること」「適度な運動」が挙げられます。野菜に含まれる食物繊維により糖質や脂質の吸収が抑えられます。まずは血糖値を上げる炭水化物からではなく、野菜から摂りましょう。適度な運動とは食後少しだけ体を動かすことです。食後は全身の血液が胃腸に集まって消化の手助けをしますが、消化吸収された糖が血液中に広がって血糖値が高まります。その際に手や足を軽く動かす運動をすれば血液が手や足の筋肉にも回り、胃腸の活動が抑えられて糖分がゆっくりと吸収されます。

3、ファスティングの方法

 ファスティングのやり方と注意点を書いていきます。

 まずやり方ですが、

 半日ファスティング以外、共通して必要なのが準備期間」と「回復食期間」です。

 行うファスティングの期間の半分(例えば、1日ファスティングなら前後半日分、3日ファスティングなら前後1、5日)の間を費やして、準備と仕上げを行います。

 この期間中は、

1、体への負担を最小限にする。

2、ファスティングの結果をより出すために。

3、食習慣を整えていくために。

を目的として、「まごわやさしいっす」(ま=豆など豆類、ご=ごまなど種実類、はわ=ワカメなど海藻類、や=野菜類、さ=魚類←は控え目に、し=椎茸などのキノコ類、い=芋などの芋類、っ=漬物類、す=酢の物)中心の食生活にシフトし、1、5〜2L程度の水を飲むように心がけます。尚、準備期間やファスティング期間中は以下の点(基本摂らない)に気をつけます。

準備・ファスティング期間中に控えるもの
✔︎カフェイン
✔︎小麦(グルテン)や乳製品(カゼイン)
✔︎動物性タンパク質
✔︎お酒
✔︎たばこ

半日ファスティング〜

 16時間の間、何も固形物を摂らない期間を作るファスティングです。
 例えば、午後の20時に夕食を終えて、翌日の12時まで何も食事を摂りません。
 「体調を整えたい」や「本格的なファスティング(3日ファスティング以上)を始めたい」等の方はきっかけ作りとして有効で、すぐ始められる方法です。(私は朝食を抜いて、12時の昼食と19時の夕食を心掛けています)

 私は友人に半日ファスティングの存在を教えてもらってから4年ほど経ち、今でも実践していますが、継続することで毎日頭が冴え快適に学習・生活を送れています。
この4年間、体重測定を1日2回行っていますが、毎月の統計の標準偏差は1.0以下で月平均BMIも22に近似しています。4年前の自分を振り返ってみるとBMIは24を超えている時期がありましたが、半日ファスティングを続けると同時に体調も良くなりBMIも標準(22)に近づきました。現在(2021年2月22日)の体脂肪率は夜間の測定値で9.2です。とても体が軽くなったので、行動に移る際シームレスに動けるようになりました。
 母は昔から、上述した「まごわやさしい」食を中心に料理を作っていたので、容易に半日ファスティングを始めることができました。朝食が要らなくなったことで、かなりの食費を浮かすことができるようになりました。

 尚、半日ファスティングでは「まごわやさしい」食が摂れるのであれば、特にファスティング(酵素)ドリンクは必要ありません

1日ファスティング〜

 24時間の間、何も固形物を摂らない期間を作るファスティングです。
 例えば、朝昼晩の食事をファスティング(酵素)ドリンクに変えたり、昼晩+(次の日の)朝の3回分をファスティング(酵素)ドリンクにしたりして、24時間の何も食べない時間を作ります。

 本格的なファスティングは3日目からと言われていますが、いきなり3日間食事を摂らないのは結構キツイことだと思います。
 例えば、「昨日は会社の飲み会や友人との会食等で食べ過ぎてしまった。」という方におすすめなのが1日ファスティングです。1日だけでも内臓の休息効果を得ることができます。

 1日ファスティングでは、0.5日分の「準備期間」と「回復食期間」をとりましょう。

3日ファスティング〜

 3日間の間、何も固形物を摂らない期間を作るファスティングです。
 3日間の内、最初の日は「リラックスして開始する」と言う目的と「トイレが近くなる」という理由から、休日の日の開始がおすすめです。
 1.5日分の「準備期間」をしっかりと行って、用法用量どおりにファスティング(酵素)ドリンクを3日にわたって飲みます(用法用量は各酵素ドリンクの説明書に記載してある通りです)。「回復食期間」を1.5日分実施して終了します。

 3日からが本格的なファスティングで、デトックス効果血液を綺麗にする効果などが見込めます。本格的なファスティングの入り口であり油断は禁物で、やり方を間違えると危険です。

 私は過去に一度だけ「3日ファスティング」の経験があり、普段から「半日ファスティング」を行なっているのにも関わらず大きな違いを実感することができました。
〜著者が3日ファスティングをしてみた感想〜
・体重ー3.0kg、BMIー0.9、体脂肪率ー1.0
・主観=顔と手(つまり肌)がツルツルになった。
・私の両親や友達に、肌が綺麗になったと言われる。
・腹筋がクッキリ8パックであることが判明する。
・3日目に滞留便(と思われるもの)がでる。
・勉学や読書に励むといった有効な時間が増える。

1週間ファスティング〜

 7日間の間、何も固形物を摂らない期間を作るファスティングです。

 半日ファスティング、1日ファスティング、3日ファスティング、よりも長い期間ファスティングをすることで一層ファスティングの効果が高まります。         
 デトックス効果や3日目以降から綺麗になり始める血液や肺、3日目から脳のエネルギー源が「ブドウ糖」から代わるケトン体が作り出され、そのケトン体のおかげで脳力アップの実感α波エンドルフィンといった快楽物質、体内の不用な脂肪酸を燃焼することにより、体内脂肪酸バランスが整い細胞若返りの促進にも寄与する、などといった様々な効果が期待できます。

 私は1週間ファスティングを経験したことがありませんが、かなり自身にメリットが多い分、相当な危険が伴うと思います(つまりハイリスクハイリターン)。ですので、1週間ファスティングに限らず何かしらのファスティングに対する不安がある方は、下にある「断食道場」や「ファスティングマイスター学院」等のサポートをご考慮してみてはいかがでしょうか。

・「断食道場」…断食道場/Google検索
・「ファスティングマイスター学院」…「ホームページ

 上記左「コンブチャ+酵素 720ml」は実際に購入した履歴があります。真ん中の「マナ酵素」は『人生が好転する ファスティング 自分史上最高のあなたに変わる現代断食』でも紹介のある酵素ドリンクです。


 上述の酵素ドリンクで3日ファスティングを実施しました。

 継続的に酵素ドリンクを利用しているので、最近は上の2本セットで安い定期購入を始めました。まずは1本の使用で慣れてから2本セットの定期購入をおすすめします。

✔︎ファスティングを実践している著名人

□お笑いタレント タモリ / 1日1食
□タレント 小倉優子 / 体調に応じて実施
□お笑いタレント ビートたけし / 1日1食
□俳優 水谷豊 / 1日1食
□(ピンクレディー)未唯Mie / 1日1食
□ジャパネットたかた社長 / 1日1食
□星野リゾート 星野佳路社長 / 1日1食
□アメリカ合衆国第44代大統領 バラクオバマ / 小食
□Microsoft ビル・ゲイツ / 小食
□レイザーラモンHGの妻 住谷杏奈 / 定期的に
□モデル 蛯原友里 / 3日ファスティング
□歌手 きゃりーぱみゅぱみゅ / 3日ファスティング
□タレント ベッキー / 定期的にファスティング
□女優 広末涼子 / プチ断食
□タレント 菊池亜美 / 酵素ドリンク
□漫画家 浜田ブリトニー / 半日ファスティング
□ファッションモデル 道端アンジェリカ / 酵素ドリンク
□バドミントン選手 潮田玲子 / 1週間ファスティング
□力士 横綱白鵬関 / 怪我の際断食経験あり
□プロ野球選手 落合博満 / 断食経験あり
□プロゴルファー 横峯さくら  / シーズンオフにファスティング
□メンタリスト DAIGO / 半日ファスティング
□シンガーソングライター GACKT / 1日1食
□シンガーソングライター福山雅治 / 1日1食
□歌手 EXILEのATSUSHI / 4日ファスティング
□歌手 美川憲一 / 3日ファスティング
□歌手 安室奈美恵 / 3日ファスティング
□等々.....................

参考:ファスティングを実践している芸能人・アスリート一覧!具体的な方法は?

4、詳しくは、参考文献

 今回の記事を書くにあたり、参考にした6冊の書籍です。

・島田旬志『人生が好転する ファスティング 自分史上最高のあなたに変わる現代断食』セルバ出版 , 2020.

・船瀬俊介『できる男は超少食』主婦の友社 , 2015.

・船瀬俊介『3日食べなきゃ、7割治る!』ビジネス社 , 2020.

・内山葉子『毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる』評言社 , 2019.

・T コリンキャンベル/トーマスMキャンベル『チャイナスタディー』グスコー出版 , 2018. 

・デールブレデセン『アルツハイマー病 真実と終焉 “認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム』ソシム株式会社 , 2018.

5、まとめ 兼 商品紹介

 いかがでしたでしょうか。

 私自身、約4年間半日ファスティングを行っていますが、今回このように深く調べてみるまで、ファスティングをすることによるメリットやそれをしない事でのデメリットがこんなにあることを知りませんでした。

 私が実際にファスティングを行って感じたデメリットは、

×「美味しそうな食べ物の多岐にわたる誘惑に勝たなければならないこと」

×「(ダイエット目的である人は)ファスティング終了後のリバウンド」

×「血糖値が急上昇する”血糖値スパイク”」

の3点でしたが、これは意識の問題や食べ方の工夫(知識)の問題であり、それに対してのメリットは限りなく多いと感じました。

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✔︎「”内臓機能が圧倒的に回復”して、”毒も外に出す”」

✔︎「”肌が綺麗”になり、”適正体重”に近づく」

✔︎「”病気になりにくく(ならなく)”なる」

✔︎「”脳が冴え”て、”疲れない”身体が創られる」

✔︎「”お金”や掛け替えの無い”時間”に余裕が生まれる」

 他にも沢山のメリットがあるファスティングですが、ここまでご自身の生活環境が変わるということは ”ご自身の人生が変わる” といっても過言ではありません。それに、気軽に実践できる半日ファスティングだけでもかなりの効果が得られますし、全く辛いとは感じないと思います。

 たった一度のかけがえのない人生、健康的で快適な生活を、今日から初めてみてはいかがでしょうか。


 

コンブチャ 酵素ドリンク

原材料名

●糖類:オリゴ糖(国内製造)、糖蜜、黒砂糖 ●野草エキス:ヨモギ、ウコン、発酵紅茶エキス末、ドクダミ、ハスの葉、高麗人参、センシンレン、オトギリソウ、クマザサ、タンポポの根、霊芝、アマチャヅル、トチュウ葉、オオバコ、甘草、マツ葉、ナンテンの葉、アマドコロ、ツユ草、ツルナ、マカ、トンカットアリ、ハブソウ、ハト麦、スギナ、ビワ葉、ラカンカ、クコの実、レンセンソウ、モモの葉、イチョウ葉、ニンドウ、イチジクの葉、ベニバナ、エゾウコギ、エンメイソウ、モロヘイヤ、セッコツボク、アカメガシワ、クコ葉、カキの葉、カミツレ、カリン、シソ葉、桑葉、メグスリの木、田七人参、キキョウ根、ナツメ、サラシア、マタタビ、エビス草の種子、紅参、アガリクス、ルイボス、アムラの実、タマネギ外皮、キャッツクロー ●果物エキス:グレープフルーツ、ウメ、キンカン、イチジク、ミカン、パイアップル、リンゴ、グレープ、メロン、レモン、アンズ ●野菜エキス:トウガラシ、ショウガ、シイタケ、ニンジン、タマネギ、パセリ、キャベツ、ゴボウ、モヤシ、ニンニク ●海藻エキス: コンブ、フノリ(一部にリンゴを含む) ●食物繊維

 

〜参考文献〜

・島田旬志『人生が好転する ファスティング 自分史上最高のあなたに変わる現代断食』セルバ出版 , 2020.

・船瀬俊介『できる男は超少食』主婦の友社 , 2015.

・船瀬俊介『3日食べなきゃ、7割治る!』ビジネス社 , 2020.

・内山葉子『毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる』評言社 , 2019.

・T コリンキャンベル/トーマスMキャンベル『チャイナスタディー』グスコー出版 , 2018. 

・デールブレデセン『アルツハイマー病 真実と終焉 “認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム』ソシム株式会社 , 2018.

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